Fieldworkers's Diary

宇都宮東口エリア探訪①

仕事のために宇都宮に来た。平日のど真ん中だったので、あまり期待していなかったが、宇都宮駅東口にあるタイ系の店を目当てにフィールドワークを始めた。

時刻は19時過ぎ。少し早かったが、界隈を一周しておきたかったので歩いてみた。すると、すでにキャッチがちらほら立っていた。タイ人の一発屋や多国籍パブの誘いを受けた。多国籍パブはインド人、ベトナム人、台湾人を揃えているという。インド人に少し心が動いたが、一周してからまた来ると伝え、離脱した。

夕食を取ってから、20時半頃にフィールドワークを再開した。界隈にはキャッチがたくさんいて、客よりも多いのではないかと思えるほどだった。中国人のキャッチに声をかけられたので、ひとまず一発屋を覗いてみることにした。怪しげな雑居ビルの中にある、看板が出ていない店の扉を開けると、タイ嬢が3人ほどいた。最近タイから来たばかりだという。悪くないレベルだった。入るつもりはなかったので、別の店も見たいと伝えると、キャッチは渋々案内してくれた。次の雑居ビルの店にはタイ嬢が2人。客がいなくて暇だから一緒に飲んでから決めてもいいと言われた。それも面白そうだと思ったが、連れ出しスナックも覗きたかったので、断ってさらにキャッチに案内させた。

連れ出しスナックを3件ほど案内してもらい、一番嬢が多かった多国籍の店に入った。セット料金は3,000円で、嬢のドリンクは1杯1,000円とのことだった。タイ人と飲みたいと伝えると、すぐに4人ほどが着いて乾杯した。どうやら短期旅行者はいないようだった。タイ嬢たちは「酔うとエロくなるよ」と話していたが、そこまでにいくらかかるのか見当もつかなかった。隣に着いた嬢は上山田に来たことがあるらしく、「お互い会ったことがある気がする」と話していた。よくある整形顔の嬢だったので、私の勘違いかもしれないが。

嬢たちのドリンク消費ペースは早く、嬢の入れ替わりも手伝い、とんでもないことになりそうだったので、早々に会計することにした。滞在時間は40分ほどで2万円を超えた。会計を終えると、ママが「デートは行かないの?」と耳打ちしてきた。これを待っていた!とばかりに詳しく聞いてみると、行ける嬢と行けない嬢がいるようで、行ける嬢は年増な感じだった。これなら一発屋でいいと思った。連れ出しは丁寧に断り、ママの執拗な「2件目行こう」というオファーも断って、ホテルに帰った。

事前に店を調べてからフィールドワークを行えばよかったと後悔した。おそらく良い店もあるのだろうが、自力で見つけるのは難しい気がした。それでも、タイ嬢の新規流入が確認できたのは収穫だった。この調子で界隈が盛り上がっていくことを願っている。