Fieldworkers's Diary

上山田温泉 深夜のタイレストラン

私は外国人が集まるレストランやバーなどに赴くことが好きである。日本にいながら異国を感じることができるし、新たな出会いもありそうな気がするからだ。このような考えを持つきっかけとなったのは上山田温泉での出会いであった。

記憶が正しければ、コロナ禍前の2019年の夏頃だったと思う。その夜、ちょうどスナックから出て、この後どうするか決めかねながら新世界通りを歩いていた。すると、綺麗なタイ嬢が通りを歩いてくるのが見えた。酔いも手伝って声をかけると、予想外に反応が良く、その嬢Hとタイレストラン マイタイへ行くことになった。

上山田温泉でタイスナックに訪れたことがある方ならわかると思うが、深夜のタイレストランには仕事終わりの嬢達が集まり、食事やカラオケをしていたり、踊っていることさえある。マイタイは界隈では1番人々が集まる店だったので、仕事終わりやアフターはとりあえずマイタイという流れがあった。

最初はHと2人で飲んでいたが、同じ店で働いているという嬢達が遅れて合流してきた。私達と同じテーブルに着く嬢もいれば、別のテーブルに着く嬢もいた。一緒に飲んでいたHはドレスの肩紐をわざと緩ませ、ブラを露わにさせるなど、持ち帰って欲しそうなアピールを始めていた。この子でいいよなあと思っていたにも関わらず、気がつくとBBという名の別の嬢が私の隣に来ており、なぜか私は彼女と情熱的にキスをしていた。どうやらHと同じ店で働く嬢で、別のテーブルから来たようだった。お互い酔っていたので、周りに人がいようとお構いなしにキスを続け、周囲をドン引きさせた。嬢がトイレに行けば、私もトイレに行って、そこでも抱き合ってキスをした。後日、その時の様子を見ていた友人のタイ嬢から、頭がおかしい日本人がいると思って見ていたけど、あなただったのねと呆れられたほどだった。

その後、泊まっていたホテルにBBを持ち帰り、翌日昼まで一緒に過ごした。その時は一緒にランチを食べて、チップとして2万円を渡して別れた。後から聞いた話だと、初めに私が道で声をかけたHはメンツが丸潰れだったようで、怒り心頭だったらしい。

帰宅後の夜、BBからビデオコールがあった。寂しくて電話したと言っていた。話の流れから彼女の帰国日が近いため、その前日に東京で会うことになった。当時は14日間ほどの滞在で帰国するタイ嬢が多く、BBもその1人だった。

当日、JR上野駅で無事BBと合流した。浅草のホテルにチェックインして、早速彼女を抱いた。その後、ディズニーランドへ行った。初めてだったらしく、彼女は大変喜んでいた。閉園まで滞在し、ホテルに戻り再び彼女を抱いた。翌朝、最後にまた抱き、こちらとしても散々楽しませてもらった。そして、ホテルをチェックアウトしてから、彼女を空港まで連れて行き、お別れとなった。その時にはBBと私は恋人となっていた。もちろんチップの請求など無くなっていた。

帰国後、BBからチャットと電話が毎日来るようになった。しかしながら、彼女が求める頻度で応対できないことが多く、結局関係は喧嘩別れで終わってしまった。うまく立ち回っていればなあと思う反面、彼女のことを考えればこれでよかったのだろうとも思う。出会いがあれば別れもあることを短期間で経験した出来事だった。

今でもマイタイに行くと、そこで経験した様々な事を思い出す。男の恋愛は名前をつけて保存とはよく言ったものだと思う。